【ポルトドポルト】のポルトガル中毒

ポルトガルが大好きな私のポルトガル中毒日記。ポルトガルから美味しいものを輸入している食品バイヤーの視点から見たポルトガル情報です。

圧倒的美しさ、森の中のブサコパレスホテル

ポルトガルの数多くある観光地の中でもとても人気なブサコ国立公園。なぜここがそんなにもすごいのかと言うと、ブサコ国立公園という大きな森の中に超がつくほど歴史的なブサコホテルがあるのです。

 

こちらは以前、ブサコ国立公園内にある神秘的な階段FONTE FRIAを紹介した時のもの。

www.portostyle.work

と言うことで、ブサコホテルとブサコ国立公園については記事が何個も書けるほどの場所なので、今回はブサコホテルの方について書きたいと思います。

ブサコって書くたびに、うん。。。ちょっと日本語で聞こえが悪い・・・と思うのが残念ですが、全くブサイクではない場所ですよ。

 

 

さてさてずっと後回しにしていたブサコパレスのホテルの記事。なぜかと言うと・・・めっちゃ書くことが多すぎるから!!!とにかく書きたいことだらけ!

 

ブサコパレスの歴史

ここは17世紀に神聖な場所として修道院として建てられました。17世紀には女人禁制。(すぐに男性は女性を禁止したがりますね。)神聖な場所=女人禁制。笑

その後、ポルトガル王家の離宮としてパレスが建てられたのですが、ポルトガル国王カルロス1世が暗殺される前に住もうと計画していた場所だとも言われています。国王と聞けば、さぞ絢爛豪華な偉そうな人生を送っていただろう!と思いがちですが、ポルトガルの国王の歴史は悲しいものも多く、カルロス1世はとても肩身が狭い思いをしながら生きていたとか。

自分も殺害されるかもしれないと思っていたため、シントラからもっと山奥のここブサコパレスで半分隠居生活をしようとしていたのですが、そんな中、1907年に殺されてしまいます。

時々ポルトガル人と話していて感じますが、今もなお、国王を筆頭に国が動く君主制を嫌い、国王は暗殺されて良かったと思っている人も多いと感じます。(もちろん例外あり)

 

そして、第二次世界大戦中にはここは超高級ホテルとしてスパイなどの情報交換場所として使われていました。007のよう・・・

なんとも長い歴史!!!!

ポルトガルの歴史を読んでいると、もっと世界史を掘り下げてやりたかったと思ってしまいます。

 

 

さて、私たちの悪い癖で、いつも目的地への到着が設定した時間より遅くなってしまうのですが、ブサコパレスへ泊まりに行った時も実はそうでした。

先ほども書いたように、ブサコパレスはうっそうと茂った森の中にあるため、真っ暗の山道をグニョグニョと長いこと車で登って行き、街灯もない山道に少々怯えながらブサコパレスの到着。

ものすごい迫力!!!の建物がいきなり目の前に。

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暗闇にドッシリと登場しました。私たちは寝ている娘を起こさないように声を抑えながら2人で同時にうぉぉぉぉぉ!!!と発声。

 

目の前の駐車場に車を止めてホテルへ向かうと、いきなりアズレージョで埋め尽くされた通路がお出迎え。うふゃー!!なんだかすごいぞ!厳かな雰囲気がホテルに入る前からプンプンと伝わってくる。

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とてもバブリーではないか!!!!ちなみに明るい時に見ると、こんな感じです。

美しい!!!!!

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ロビーのようなところへ通されて行くと、たまらない

「少し前に栄えた感」

この古っぽい高級家具といい、照明と言い、昔のポルトガルにタイムスリップしたようで本当にドキドキを通り越してソワソワ。

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ここのホテルは本当に言葉では伝えきれない不思議な感覚に包まれる場所です。

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よくアメリカ系のホテルにある、ラグジュアリーで快適な空間、一流のサービス・・・はありませんが、ここには本物の歴史が詰まっています。

日本人の口コミで、「暑すぎる」「寒すぎる」「快適ではない」「水の出が悪い」そんな悪いコメントが多く目立つここのホテルですが、第一だいたい、この遠く離れた山の中で日本と同じ快適さをそこまで求める方が間違っている!!!!

 

そういう人は、街中のアメリカ系のホテルに泊まればいいのです。

 

ここのホテルはオーセンティックな香りでいっぱい!どうかリノベーションしないで欲しいと思ってしまいました。

 

それでは、どんなホテルなのか、まずは一言感想でお楽しみください。

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え?首脳会議?プーティンが座っていそう・・・

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建築物のリッチさに目が行ってしまいなかなか前に進めない廊下。 

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怖くて階段が登れない・・・

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なぜなら、この護衛の目が本当に光っているから。

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怖くて階段もおりられない。あの目が光る護衛もいるし、雰囲気がものすごいし、何より人が誰もいないから。

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自分はなんと平和な時代に生まれたのだろう・・・と思わされる壁一面に描かれるアズレージョ

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上を見ればこちらを見返してくれるポルトガルの国王たち。ここで静かに住みたかっただろう。

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 夜怖くて通れなかったロビー。

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 ホテルの人に「ちょっと待っていてください」と言われても待っていれなかった場所。

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政界の人たちがシャンパン片手に情報交換しているパーティーが容易に想像できる場所。

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重なり合う豪華な建築物の融合。

 

 

 

建物の雰囲気はこんな感じで、とにかく建築と雰囲気が重々しい歴史を物語っています。

 

 

この話をポルトガル人にすると決まって大爆笑されるのですが、私はここで30分くらい固まると言う珍事件がおきました。笑 主人が夜に散歩をしてくると言って出かけた30分、横でスヤスヤ眠る娘を前に急に怖くなり始めた私。

ここの歴史をずっと読んでいたため脳内が妄想しまくり状態になっているのか、なんとも言えぬゾクゾク感で背筋が寒くなり、本当に動けなくなり、ホラー?に似たような気持ちですが、霊感とかそう言うのではなくて、言葉では表しきないほどの身震いがしました。笑

 

今こうして考えてみると、あの怖さは何だったんだろうと思うほどですが、その夜も結局怖くて寝れず。。。

 

第二次世界大戦中にスパイの情報収集場所として使われていた場所」などと読んでいたため、想像力豊かな私の脳が勝手に色々と妄想していたのかもしれませんね。

 

部屋は少し家庭感が溢れる感じで、一言で言うと、「ポルトガルのおばあちゃんの家。」という感じ。

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お風呂は綺麗ですが、ポルトガルのホテルにあるあるの半分までガラスのパターンだったので、うまく入らないと外が汚れてしまうスタイルでした。

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異様に天井が高かったお風呂。どこまでリノベーションしたかは分かりませんが、本当にここまで歴史が詰まっていて、尚且つ普通の人も泊めてくれる場所はあまりないと思います。

 

次の日、朝起きて散歩しながら、外からホテルを見ると、これはまた美しい!!!!!

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遠くから見ると小ぶりではありますが、造りはかなりリッチで森の中にそびえたつという点でも雰囲気は抜群です。

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女子として一度はお城に住むお姫様に憧れたことがあったけれど、私には怖すぎて、とても王宮には住めない!と思えるほど歴史が詰まったブサコパレスホテルでした。ここまで歴史的な建物で雰囲気も保ちながら、かつ、一般の人も泊まれるというポウザーダはあまりないと思うので、ブサコへ来られる方は是非ここに泊まって、長〜い歴史を肌で感じてみてください。

 

(夜には長い階段の護衛兵に要注意です!笑)

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